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【リーグワン】開幕節の観客数は「1万5千人」に迫り、前季から70%増 なぜ集客できた?

2023年12月14日

【リーグワン】開幕節の観客数は「1万5千人」に迫り、前季から70%増 なぜ集客できた?

2023-24シーズンが始まったリーグワン、開幕節は各試合スタジアムに多くのファンがつめかけた。DIVSION1の1試合平均観客数は昨シーズンの8,552人から14,765人となり70%増。リーグが以前目標値として掲げていた「1万5千人」まであと少しという数字になった。

グラフからは省いているが、DIVISION2も2,142人から4,218人に、DIVISON3も1,574人から2,177人に増えている。(※ただし、今季のDVISION3は1試合のみのデータ)

なぜ集客できたのか。リーグのコメントを分解しながら考えていきたい。

「ラグビーワールドカップ2023フランス大会の盛り上がりにより、ラグビーへの関心が高まり、大会で活躍した日本代表に加え、多くの世界的スーパースターが来日し、リーグワンでのハイクオリティなプレーを期待させ、そして文字通りの世界レベルのプレーを見せてくれたこと。

3シーズン目を迎える各クラブが、これまで積み上げてきたチームの特色を出したイベント、ファンサービス、そしてホストゲームを盛り上げる様々なプロモーション等を行ったことにより、『ラグビーを見てみたい』というライトファンの方から、『リーグワンを見たい!』と待ちわびていたファンの方までスタジアムへ来ていただいているのではないか。

リーグとしても初の大規模な招待企画を実施し、良い感触を得ている」(リーグワン広報)

まず、フランスワールドカップ後の熱気と大会でも活躍した海外スター選手の加入が大きいだろう。

ひとり選手をあげるとすれば、トヨタヴェルブリッツに加入したニュージーランド代表"オールブラックス"のボーデン・バレットか。一流のプレー、そして甘いマスクを「ひと目見たい」と生観戦を決めたファンも多そうだ。

事実、当「リードラグビー」経由でも、今季ヴェルブリッツ戦のチケットがかなり売れている。パロマ瑞穂ラグビー場でのヴェルブリッツの開幕戦には9,059人の観客が集まったが、これは同スタジアム歴代最多とのこと。

▲ボーデン・バレットはかなりの集客力?
写真:©JRLO

そしてホストチームの地道な集客努力だ。

秩父宮ラグビー場で行われた開幕戦にチーム主催試合での歴代最多となる18,110人の観客を集めた、クボタスピアーズ船橋・東京ベイは様々なファンサービスを用意していた。ゴール裏の座席を「熱血応援シート」と名づけて販売したり、応援フラッグやステッカーのプレゼント、また会場入りをファンが送り出せる「オレンジロード」などを作るなどの取り組みをしていた。

さらにリーグのコメントにあったように、リーグ側も大規模な招待企画を打っている。第3節までの試合を対象に計1万2千人を無料招待するというもの。DIVSION1開幕節での割り当てを計算すると4試合で3,620枚、1試合平均で千枚弱となっていた。企画の話題性含めて「呼び水」として、集客につなげていくという考えだろう。

▲リーグは12,000人無料招待キャンペーンを打っている
画像:公式HPより

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