リーグワン

【イーグルス】「先生のような存在」デクラークから荒井康植は学び、したたかに盗む

【イーグルス】「先生のような存在」デクラークから荒井康植は学び、したたかに盗む

写真:©JRLO

リーグワンの横浜キヤノンイーグルスに今季から加入した南アフリカ代表ファフ・デクラーク。今、世界で最も脂が乗っている「トップ・オブ・トップのスクラムハーフ」である。。

その存在はチームの他選手にも刺激を与えているようだ。4日のブラックラムズ東京戦で先発のデクラークに代わり、前半27分からピッチに入ったのが今季4試合目出場となった荒井康植。

ラインコントロールだけでなく運動量多いカバーリング、スクラムからの思い切ったランなど、積極的なプレーでチームの勝利に貢献。「先生のような存在」というデクラークから多くの学びを得ている。試合後のミックスゾーンで話を聞くことができた。

ーー交代でどんな気持ちで試合に入りましたか。

長くプレーできるチャンス。ここでしっかりアピールしようと望んだ。

ーーあらためてデクラーク選手はどんな存在ですか。

先生のような存在。学ぶところは、アタックであれば周りが見れるところ、ゲームコントロール。ディフェンスであれば相手がアタックする方向に予測して速く動く。あとはキックの精度も。

ーースクラムハーフのポジション練習の際に教えてもらっている。

いつも練習が終わった後に、「キック教えて」という感じでみんなでやっている。ファフ(デクラーク)のフォカースしているポイントを聞いたり。日々学んでいる。

ーー逆にここは負けない、というところは。

パスの精度や他のプレイヤーがラインブレイクしたあとのインサイドサポートの部分は負けていないと思っている。

ーー今日はスクラムから自分で抜け出るシーンもありました。

あれも以前の試合でファフ(デクラーク)が抜け出たシーンがあり、こういうオプションもあるんだなと。試合では前をみたら空いていたので、チャンスだと。

オススメ記事

1

冬の花園、過去5大会で3度の全国優勝。高校ラグビー界で"東のヨコヅナ"という異名を持つ東日本屈指の強豪校、桐蔭学園の勢いが止まらない。「名将論。」第2回のゲストは、コーチ時代も含め約30年に渡って同校 ...

2

リーグワンDIVISION1~3全チームの新加入・退団選手をまとめている。 新加入選手、退団選手ともに2024年中にリリースがあった選手名を記載している。2024-25シーズンからの新規参入チーム、ル ...

3

オリンピックラグビーにまつわる小ネタです。永くオリンピックではラグビーという競技が除外されていた歴史がある。ようやく2016年のリオ五輪から「7人制ラグビー」が採用、今年(2024年)のパリ五輪はまだ ...

-リーグワン
-,

リードラグビー