ラグビー日本代表の進化を「世界ランキング」の推移から見てみよう。世界ランキングが導入された2003年末は20位。そこから2019年には過去最高位をマークした。グラフ推移あり。
日本代表は20位からスタート
世界ランキングが導入された2003年末の数字が61.42ポイント、20位だった。以降ポイントが大きく動くワールドカップがトリガーになってじわじわと上昇していく。
2007年末が65.34ポイント、18位に。この年のワールドカップでは日本代表は最終カナダ戦でW杯13連敗という不名誉な記録に終止符を打つ、貴重な引き分けを得ている。
名将エディー・ジョーンズが日本代表ヘッドコーチに就任した、2011年末は70.45ポイント、15位だった。
そこからエディーHCが率いて初のW杯3勝を果たした2015年末には77.14ポイント、10位までジャンプアップ。
2019年はW杯躍進で一時6位タッチ!
さらにジェイミー・ジェセフ政権下で、W杯4勝という快進撃を見せた2019年末には79.29ポイント、8位(順位は同年10月に一時、史上最高位となる6位まで上昇)。
2019年以降はやや下落トレンドと言える。ワールドカップ予選プールで敗退した2023年末は74.27ポイント、12位。続けてエディー・ジョーンズ第2次政権となり1年目を4勝7敗で終えた2024年末は72.95ポイント、13位にダウン。
最新2025年7月は14位となっている。
世界ランキング一桁、80ポイント台の壁が厚く、この壁を破って「ティア1」に定着できるかが日本ラグビーの次の目標と言えそうだ。