7月18日、国立競技場で行われた新設国際大会「ネーションズチャンピオンシップ2026」ラウンド3で、日本代表(世界ランキング11位)がフランス代表(同4位)に15-42で敗れた。
今年のシックスネーションズ王者で、過去未勝利の難敵だったが、金星はならなかった。
格の違いを見せつけられたのは、華麗な展開で観る者を酔わせる代名詞“シャンパンラグビー”ではなく、モールだ。
試合開始2分で、フランスの塊がブルドーザーのように進み、トライを許す。この試合日本が奪われた6つのトライのうち、5つがモールが起点となるものだった。
単に重いだけではない。HO江良颯は「自分たちのプレッシャーがないところに、ひとつの方向で全員が力を集めてきた」、LOワーナー・ディアンズも「ズラシもあった」とその技術を認めた。
日本代表は、前半に2トライ。カウンターアタックからWTB石田吉平が、ピックアンドゴーからPR大塚壮二郎が一気にトライラインを陥れ、“超速ラグビー”の片鱗は見せた。しかし、ハンドリングエラーも多く後半は無得点、課題が多く残る一戦となった。

「ネーションズチャンピオンシップ2026」はこれで一区切り。同大会では11月、欧州に乗り込んでウェールズ、イングランド、スコットランドと対戦した後、順位決定戦を戦う。
取材・文:竹林徹(リードラグビー)

