世界で最も稼いでるラグビー選手は誰だ?英紙『The Scotsman』や『FloRugby』が報じた2025年最新ランキングをもとに、トップ10を紹介しよう。
※1ポンド=210円で海外メディアの数字を日本円に換算。下2桁を切り捨てて万単位で表記
1位 オーウェン・ファレル/ラシン92(仏) 2億5200万円
2年連続で世界最高給の座を守ったのは、イングランド代表として100キャップ以上を誇るオーウェン・ファレル。2023年ワールドカップ後にサラセンズからフランスのラシン92へ移籍し、年俸120万ポンド(約2億5200万円)という破格の契約を手にした。
ラシン92では司令塔として中心的な役割を担い、その経験と安定感はTop14でも高く評価されていた。(※最新所属チームは、サラセンズ)
2位 フィン・ラッセル/バース(英) 2億1000万円
スコットランド代表の司令塔フィン・ラッセルが2位をキープ。2023年ワールドカップ後にフランスのラシン92からイングランドのバースへ移籍し、年俸100万ポンドの大型契約を結んだ。
バースではプレミアシップの優勝争いを牽引。その天才的なゲームメイクで、移籍先でもすぐに中心選手となっている。
3位 チェスリン・コルビ/東京SG(日) 1億9500万円
南アフリカ代表が誇る快足ウィング、チェスリン・コルビが3位。2度のワールドカップ優勝に貢献し、2019年決勝でもトライを決めた実力者だ。
リーグワンの東京サントリーサンゴリアスに加入して以降、日本のファンの前でもその圧倒的なスピードを見せつけている。リーグワン所属選手として最高年俸を誇る。
4位 ファフ・デクラーク/横浜E(日) 1億8900万円
同じく南アフリカ代表のスター、"小さな巨人"ことファフ・デクラーク。身長172cmながら世界最高峰のスクラムハーフとして知られ、2度のワールドカップ制覇に貢献した。
横浜キヤノンイーグルスに在籍し、コルビと並んでリーグワンの「年俸トップ2」を形成。日本ラグビーの注目度を大きく引き上げている存在だ。
5位 シヤ・コリシ/シャークス(南ア) 1億7300万円
南アフリカ代表のキャプテンとしてワールドカップ2連覇を達成したシヤ・コリシ。ラグビー史に残るリーダーの一人であり、フィールド外でも南アフリカ社会に大きな影響を与える存在だ。
フランスのラシン92でプレーした後、2024年9月に母国南アフリカのシャークスに復帰。年俸は若干下がったとも言われるが、それでもトップ5に名を連ねている。
6位 マロ・イトジェ/サラセンズ(英) 1億6800万円
イングランド代表のロック、マロ・イトジェが6位。サラセンズ一筋でプレミアシップ5度の優勝、チャンピオンズカップ3度の優勝に貢献してきた。
20代からレジェンド級の実績を積み上げており、イングランド代表でもフォワードの大黒柱として不可欠な存在だ。
7位 アントワーヌ・デュポン/トゥルーズ(仏) 1億4700万円
フランス代表のスクラムハーフ、アントワーヌ・デュポン。2021年のワールドラグビー年間最優秀選手に輝いた、現役最高のプレーヤーの一人だ。
2024年にはパリ五輪で7人制フランス代表として金メダルを獲得するという離れ業もやってのけた。トゥールーズ一筋を貫いており、今後の契約更新次第では順位がさらに上がる可能性もある。
8位 スティーブン・ルアトゥア/ブリストル(英) 1億3000万円
ニュージーランド代表"オールブラックス"で活躍した後、2023年ワールドカップではサモア代表としてプレーしたスティーブン・ルアトゥアが8位に。
2017年からプレミアシップのブリストルに在籍し、クラブの象徴的な存在に。ニュージーランド出身選手の中では最も好待遇のプレーヤーとなっている。
9位 ハンドレ・ポラード/レスター(英) 1億2800万円
南アフリカ代表の司令塔ハンドレ・ポラードが9位。2023年ワールドカップ決勝では4本のペナルティキックで全12得点を叩き出し、12-11という1点差の激闘を制した。大舞台での勝負強さは折り紙付きだ。
フランスのモンペリエからプレミアシップのレスターへ移籍。年俸はやや下がったものの、トップ10圏内を維持している。(※最新所属チームは、南アフリカのブルズ)
10位 ガエル・フィクー/ラシン92(仏) 1億2600万円
フランス代表のセンター、ガエル・フィクーが10位にランクイン。2013年のデビュー以来、フランス代表の中盤に欠かせない存在として90キャップ以上を積み重ねてきた。
ファレルと同じラシン92に所属し、Top14でもトップクラスの待遇を受けている。フランス勢として、デュポンと並んで2人がトップ10入りを果たした。
南ア勢が最多4選手、リーグワン所属が2選手
ワールドカップ2連覇の南アフリカ勢が4選手(コルビ、デクラーク、コリシ、ポラード)と最多。世界一の実績がそのまま年俸に反映されている。
注目すべきは、3位と4位が日本のリーグワン所属選手という点だ。さらにトップ20まで広げると、松島幸太朗(東京SG/約1億500万円)やダミアン・デアレンデ(埼玉WK/約9600万円)なども入ってくる。世界のトップ選手にとって、リーグワンが「稼げるリーグ」として確固たる地位を築いていることが、このランキングからも見て取れる。
文:リードラグビー編集部
