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【リーグワン】"レンタル移籍"制度導入!選手、チーム「Win-Win」になるか。今2024-25シーズンから

【リーグワン】"レンタル移籍"制度導入!選手、チーム「Win-Win」になるか。今2024-25シーズンから

リーグワンは2024-25シーズンより、期限付移籍制度(いわゆるレンタル移籍)および抹消選手の再登録制度を導入することを発表した。チーム間での選手の貸し借りが可能になり、ケガからの復帰選手も再登録できるようになる。

いわゆる「レンタル移籍」が可能に

期限付移籍制度は、サッカーなどにみられるレンタル移籍と基本的に同じ制度だ。リーグワン加盟チーム間で、双方の合意があれば選手を期限付きで移籍させることが可能になる。受け入れ側のチームは、1シーズンで最大3選手まで期限付移籍選手を受け入れることができる。ただし4月以降は、それまでの受け入れ数に関わらず、新規の受入れは1選手までとなる。

移籍した選手は、全チームへの通知から14日後に開催される試合から出場可能。また、プレーオフや入替戦に出場するためには、移籍先チームでリーグ戦1試合以上の出場が必要となる。

レンタル移籍のポイント

  • レンタル移籍した選手は当該シーズンは元のチームに戻ることはできない
  • 報酬などの契約条件が、移籍元チームと移籍先チームで「同条件」である必要がある
  • アーリーエントリー選手もレンタル移籍をすることができる
  • DIVSIONをまたいでの移籍も可能に

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選手、チーム「Win-Win」になるか

制度導入の狙いは、チームと選手双方の機会創出にある。チームにとっては戦術的な補完やケガでの戦力不足への穴埋めが可能に。とくにレンタル移籍は、若手選手にとってより多くの試合出場機会を得られ、成長可能性が広がる制度と言えるだろう。例えばDIVSION1の強豪チームに所属する若手選手は、外国人スター選手に押されて、十分なプレータイムが与えられないことも多い。そこで下部DIVISONのチームに移籍すれば、早くから実践経験を積むことができるだろう。そして次のシーズンに自チームに腕を上げて戻ってくれば、送り出した側のチームとしてもメリットがある。

また負傷・病気で一度登録を抹消された選手についても、1シーズン2名を上限に再登録できるようになった。これはカテゴリーB、Cの「外国人選手枠」の選手が対象で、再登録時には登録枠を空けるために別の選手を抹消する必要がある。

新制度が実際に今シーズンでどれだけ活用されるのか、注目したい。

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リードラグビー編集部

世界8強が見えてきた日本代表。そして各国のトップ選手が集まるリーグワン。今、日本ラグビーの”新時代”が始まろうとしています。そんな新時代を読み【READ】、読者を観戦に導く【LEAD】メディアです。注目選手や試合レポートのほか、連載やインタビューも続々公開予定です。

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