欧州に乗り込みテストマッチを戦っているラグビー日本代表は、11月22日のジョージア戦に25-23で勝利し、遠征最終戦を勝利で飾った。
先週のウェールズ戦に続き、この試合も最後までもつれた。日本は出足の速いディフェンスが機能していたが、後半ジョージアが縦への圧力で反撃。後半38分にトライを許し、ゴールも決まって22-23と1点ビハインド。絶体絶命の日本だったが、直後の攻防からボールを奪い、敵陣へ。相手のペナルティを誘うと、この試合7本のゴールキックを決めたSO李承信が冷静にペナルティゴールを決めて、25-23と逆転サヨナラ勝ちとなった。
この1勝は、2027年ワールドカップへの弾みにもなる。現在世界ランキング13位の日本は、12位にランクアップ。W杯では予選プール「バンドB」に入り、組み合わせが優遇される。
文:リードラグビー編集部
