2022-23シーズンから導入された「アーリーエントリー」とは?
リーグワンでは2022-23シーズンから「アーリーエントリー」制度が導入されています。
「アーリーエントリー」はもともとアメリカプロバスケットボールNBAの仕組みとしてあり、日本でもbjリーグ・Wリーグなどで導入されていましたが、ラグビー界もそれにならった形です。
簡単に言えば、大学4年生でリーグワンチームに内定してる選手は、大学選手権が終われば卒業前でもリーグワンの試合に出れる、というルールです。
正確なリーグの定義は以下。
若手選手の強化・育成の観点から、大学チームで選手登録し、大学最終学年に所属している選手のうち、ジャパンラグビー リーグワン参加チームに所属が内定している選手について、所定の手続き後、当該年度の全国大学ラグビーフットボール選手権終了後からジャパンラグビー リーグワン公式戦に試合エントリーできる制度
NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 大会概要およびアーリーエントリーについて
基本的にはこの時期であれば学校の単位は取得済み、あとは卒業論文を出すだけという学生が多いはずで、学業との両立も難しくはないのでしょう。
早速、大学選手決勝の翌日から、リーグワン各チームが大卒ルーキーの入団を発表。
該当選手は「※アーリーエントリー」というラベルで移籍情報ページに追加しています→DIVISION1・DIVSION2・DIVISION3
彼らは理論上、今週末の試合から出場が可能になります。例えば8日の大学選手権決勝戦に早稲田の12番として先発出場した吉村紘選手は、NECグリーンロケッツ東葛への加入が発表。わずか6日後14日の試合にグリーンのジャージーを着て出場する可能性も?
"現役大学生"のプレーもリーグワンの見どころになります。