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アメリカでは7兆円規模に。「スポーツベッティング」のポテンシャルにラグビー界も注目を

アメリカでは7兆円規模に。「スポーツベッティング」のポテンシャルにラグビー界も注目を

近年、スポーツの勝敗や1プレーに対してお金を賭ける「スポーツベッティング」市場が大きくなっています。アメリカでは7兆円規模という数字も。経済圏がつくられ、ファンの裾野を広げる効果もあり、ラグビー界は大いに注目すべきではないでしょうか。

アメリカでは掛け金総額が2021年に7兆円を突破

DXと法改正により、世界でスポーツベッティングが盛んになっています。とくにNFL、MLB、NBA、NHLと4大プロスポーツリーグを抱えるアメリカの市場は大きい。

経済産業省とスポーツ庁のレポートによれば、アメリカでの掛け金総額は「2021年で572.2億ドル」。日本円にして7兆円を超える数字で、2020年と比較しても164.8%の上昇になっています。


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G7諸国で軒並みスポーツベッティングが合法化

法改正と書きましたが、スポーツベッティングは今先進国で続々と解禁されています。

「ブックメーカー」があるイギリスが一番古く、1960年に政府公認に。当然ラグビーもその対象になっています。

▲イギリス最大のブックメーカーのひとつ「ウェリアムヒル」

他の国では、2006年からイタリアで解禁。その後2010年にフランス、2012年にドイツと続き、2018年にはアメリカでも州ごとの合法化(現状過半数の週で合法に)が可能に。残るカナダでも2021年8月に合法化されました。

日本ではスポーツベッティングは賭博罪があるため合法ではありません。

日本でも水面下でユーザーの需要は高まっている

ただ、日本でも水面下で"スポーツにお金を賭けること"の需要は高まっているものと思われます。昨年のサッカーワールドカップ。SNS上には、海外サイトを通して日本代表の試合にベットするユーザーの投稿が多く見られました。

合法的な"スポーツくじ"の売上も伸びています。日本スポーツ振興センターの発表によると、昨年のtoto・BIGの売上は過去最高となる約1,131億円を記録、WINNERもW杯での売上総額が34億円に達したとのことです。


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スポーツベッティングがラグビーで解禁されれば…

スポーツベッティングのポジティブ面として経済圏がつくられることがあげられます。ユーザー⇄ベッティング事業者⇄リーグ・チームとお金が循環し競技者側にも還元されます。

選手の収入も上がるでしょう。リーグ・チームはさらに強化費や広報費を増やせます。

もともとラグビーは稼ぎにくいスポーツと言われています。1チームが抱える人数が多く人件費がかさむ。1年間に行える試合数がプロ野球の5分の1程度でありチケット収入もその分少なくなる。

現状、リーグワン自体は黒字運営とのことですが、内訳を見ると企業スポンサーからの収入に依る所が大きく経済圏が出来ているとはいえません。その課題の補完にスポーツベッティングはなるのではないでしょうか。

また、ファンの裾野の拡大も期待できます。2019年のワールドカップでは多くの"にわかファン"も生まれましたが、その後の国内リーグの観戦者増にはつながりませんでした。

▲多くの"にわかファン"も生まれた2019年ワールドカップ
写真:クリエイティブ・コモンズ

彼らが再びスタジアムに足を運ぶ、TVで試合を観るためにはキッカケが必要ですが、その一つになる可能性を感じます。

各チームの戦力が拮抗しているリーグワンでスポーツベッティングが導入されれば勝敗予想も盛り上がるハズ。また、最初に得点をあげるのは誰?といった1プレーベッティングが可能になれば、各チームのスター選手にさらにスポットライトも当たります。

現状では違法であり、マイナス面(依存症や八百長の可能性)への対策も必須ですが、国側もスポーツベッティングの可能性に注目しているのは確か。ラグビー界での議論も期待されます。

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