日本ラグビーの最高峰に選手を多く送り込む名門校はどこか。リーグワン在籍選手の出身高校を今年もリサーチした。今回はDIVISION1に絞ってTOP10をみていく。近畿勢の強さは健在、そして花園に出場していない「あの学校」も上位にランクインした。
※対象チームはDIVISION1全12チーム
※2025年末時点でリーグ公式HPに登録されていた選手が対象
同率1位は東海大仰星と東福岡、ともに26人
1位は東海大仰星(大阪)と東福岡(福岡)が26人で並んだ。
東海大仰星は埼玉パナソニックワイルドナイツの野口竜司・長田智希、東京サントリーサンゴリアスの河瀬諒介、クボタスピアーズ船橋・東京ベイの根塚洸雅など、BKに日本代表クラスがズラリと並ぶ。
東福岡もDIVISION1の強豪チームにまんべんなく選手が散らばっている。三菱重工相模原ダイナボアーズの前キャプテン岩村昂太。そして埼玉パナソニックワイルドナイツの福井翔大、東京サントリーサンゴリアスの垣永真之介・小林賢太など、FWに実力者が揃う。
3位は京都成章、22人
3位は京都成章(京都)で22人。日本代表キャプテンを務めた埼玉パナソニックワイルドナイツの坂手淳史が代表格。東京サントリーサンゴリアスの宮尾昌典、トヨタヴェルブリッツの村田陣悟など、若手にも楽しみな選手が多い。
4位は桐蔭学園、18人
4位は花園3連覇を達成した桐蔭学園(神奈川)で18人。東京サントリーサンゴリアスの松島幸太朗、埼玉パナソニックワイルドナイツの佐藤健次が代表格だ。関東の雄として安定した存在感を示している。
5位は常翔学園、15人
5位は常翔学園(大阪)で15人。クボタスピアーズ船橋・東京ベイの為房慶次朗、海士広大、横浜キヤノンイーグルスの石田吉平などエディージャパンで抜擢された売り出し中の選手が光る。
6位に大阪朝鮮と大阪桐蔭、13人
同率6位は大阪桐蔭(大阪)と大阪朝鮮(大阪)で13人。
大阪桐蔭は13人中7人が桐蔭→帝京ルート。クボタスピアーズ船橋・東京ベイの江良颯、東京サントリーサンゴリアスの高本幹也、トヨタヴェルブリッツの奥井章仁などがそうだ。
注目すべきは大阪朝鮮だ。民族学校であり、生徒数・部員数が限られるなかでの6位は驚異的。コベルコ神戸スティーラーズの李承信を筆頭に、三菱重工相模原ダイナボアーズには趙誠悠・李承爀・蔡唯志・安昌豪と4人が在籍。リソースの制約を超えた育成力の高さがうかがえる。
8位に日本航空石川と御所実業、12人
同率8位は日本航空石川(石川)と御所実業(奈良)で12人。
日本航空石川も近年輩出者を伸ばしている注目校だ。クボタスピアーズ船橋・東京ベイには日本代表SHの藤原忍、同FLのファウルア・マキシが在籍。さらにトヨタヴェルブリッツのシオサイア・フィフィタなど、日本人選手・トンガ人留学生の両方がリーグワンで活躍している。
御所実業は埼玉パナソニックワイルドナイツの竹山晃暉、リコーブラックラムズ東京のメイン平、南昂伸などバックスに好選手が揃う。
10位は報徳学園と国学院栃木、11人
同率10位は報徳学園(兵庫)と国学院栃木(栃木)で11人。報徳学園は横浜キヤノンイーグルスのキャプテンをつとめた梶村祐介が代表格。国学院栃木は関東勢として2校目のTOP10入りを果たした。

※参考 11位〜30位
11位以下は、天理、目黒学院、流経大柏(12位・10人)、石見智翠館(15位・9人)、ハミルトンボーイズ(16位・8人)、ケルストンボーイズ、札幌山の手、伏見工、セントジョセフナッジー、ブリスベンステート(17位・7人)、大産大附属、筑紫、国学院久我山、中部大春日丘、深谷(22位・6人)、長崎南山、トンガ、デラセラ、オタゴボーイズ(27位・5人)と続く。
ブリスベンステート(オーストラリア)をはじめ、海外高校出身者の存在感も増している。
