リーグワン2024-25のプレーオフがいよいよ今週末から開幕する。5月14日に都内で行われたメディアカンファレンスでは、プレーオフを盛り上げるべく、吉本興業所属の芸人たちも姿を現した。
登場したのは、サバンナ八木、鬼越トマホーク(坂井・金ちゃん)、しんや、青木マッチョら。
しんやは帝京大学ラグビー部出身、青木マッチョも社会人までラグビーをやっていた経験者だ。
サバンナ八木と鬼越トマホークは未経者だが…「高校時代にやっていたんですよ!グラウンドの隣で」(八木)、「僕はワーナーさんに憧れてこの髪型にしてるんですよ。美容室で写真見せて」(金ちゃん)、「僕もリーチさんに憧れてこの髪型に。いや僕の方が早かったか」(坂井)とそれぞれ、ラグビーとの接点をアピールしていた。

当日は、タックルの衝撃が計測されるタックルマシーンが登場し、数字を競った。
まずは八木、鬼越・金ちゃんとラグビー未経験者がチャレンジ。ジムで鍛えているという八木が、ラグビー体型の金ちゃんの数字を上回った。
続いてラグビー経験者同士のガチ対決。見るからに筋骨隆々、デッドリフト260キロという青木マッチョが怪力を見せつけ、139キロを叩き出した。

焦る後攻のしんやは、1本目の挑戦で反則を犯してしまう。「ラグビーに反則はないんです!」と抗弁するも、鬼越から「さっきは俺のタックルがハイタックルとか言ってただろ」と厳しいツッコミ。仕切り直しで2本目の挑戦では…137キロ。2キロ及ばず撃沈した。
この瞬間、“ラグビー芸人”一番手を走っていたしんやが陥落、若手の青木マッチョにその座を明け渡した。

この日登場した芸人たちは、プレーオフの試合会場にも駆けつける。最後にファンにこう呼びかけた。
「僕は、しんやと5月31日の3位決定戦に行かせていただきます。お客さんの方とも、写真を撮りますのでよろしくお願いします」(八木)
「僕らは、しんやと一緒に(6月1日)決勝戦に行かせていただきます。国立競技場でやるのはすごいこと。僕らよりはるかにデカい男たちのぶつかり合いを世の中に伝えていけたらと思います」(金ちゃん)
「やっぱりラグビーは生観戦です。現地に行って、声援を送るだけで楽しいです。皆さんラグビー場で会いましょう!」(しんや)
「(しんやに代わり)公式のラグビー芸人になりました、青木マッチョと申します。自分も出したことのないような声で応援したいなと思います」(青木)
取材・文:リードラグビー編集部