リーグワンの横浜キヤノンイーグルスに今季から加入した南アフリカ代表ファフ・デクラーク。今、世界で最も脂が乗っている「トップ・オブ・トップのスクラムハーフ」である。。
その存在はチームの他選手にも刺激を与えているようだ。4日のブラックラムズ東京戦で先発のデクラークに代わり、前半27分からピッチに入ったのが今季4試合目出場となった荒井康植。
ラインコントロールだけでなく運動量多いカバーリング、スクラムからの思い切ったランなど、積極的なプレーでチームの勝利に貢献。「先生のような存在」というデクラークから多くの学びを得ている。試合後のミックスゾーンで話を聞くことができた。
ーー交代でどんな気持ちで試合に入りましたか。
長くプレーできるチャンス。ここでしっかりアピールしようと望んだ。
ーーあらためてデクラーク選手はどんな存在ですか。
先生のような存在。学ぶところは、アタックであれば周りが見れるところ、ゲームコントロール。ディフェンスであれば相手がアタックする方向に予測して速く動く。あとはキックの精度も。
ーースクラムハーフのポジション練習の際に教えてもらっている。
いつも練習が終わった後に、「キック教えて」という感じでみんなでやっている。ファフ(デクラーク)のフォカースしているポイントを聞いたり。日々学んでいる。
ーー逆にここは負けない、というところは。
パスの精度や他のプレイヤーがラインブレイクしたあとのインサイドサポートの部分は負けていないと思っている。
ーー今日はスクラムから自分で抜け出るシーンもありました。
あれも以前の試合でファフ(デクラーク)が抜け出たシーンがあり、こういうオプションもあるんだなと。試合では前をみたら空いていたので、チャンスだと。