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「ファンの想いも乗せて戦える」ラグビー日本代表"新ジャージー"で決意新たに

「ファンの想いも乗せて戦える」ラグビー日本代表"新ジャージー"で決意新たに

写真:編集部

ラグビー日本代表2023新ジャージー発表会が6月23日に東京・丸の内で開催されました。目下、強化合宿中の日本代表メンバーから若手5選手が参加、新しい戦闘服をまとい、ワールドカップへの意気込みを述べました。イベント後半には、ラグビー日本代表応援サポーター2023の東原亜希さん・浅野杏奈さんとのミニトークショーも。

「百合」が追加、軽量化にも成功

まず新ジャージー、何が変わったのか。デザイン面では、これまでの赤白デザインを踏襲しつつ、胸元にワールドカップが行われるフランスへのリスペクトを込めて「百合」の紋章が追加されました。また、襟周りが丸くなるというマイナーチェンジも。

▲新ジャージーについて説明するゴールドウィン石塚氏
写真:編集部

機能面では、選手たちが口を揃えて「軽くなった」と語るように耐久性を保ちながら軽量化に成功。ジャージーを開発したゴールドウィンによると、2019ジャージーからフォワード用で19%、バックス用で4%数値が上がっているとのことです。

また、SDGs時代とあって環境にも配慮。"サステナブル"に、そしてファンの想いも乗せるべく、ファンから回収したポリエステル100%のウェアからジャージーがリサイクルされているとのこと(合計1,266枚)。この日は、中学時代の練習用ジャージーを提供したというファンも参加、「僕の汗・涙・想いが詰まっているジャージー。それを着て戦ってくださり胸が熱くなります」と感激の様子でした。

姫野「ファンの想いも乗せて戦える」

イベントでは前後して、日本代表選手も新ジャージーを来て登場。姫野和樹、松田力也、李承信、齋藤直人、ワーナー・ディアンズの若手5選手が代表合宿の練習後に駆けつけました。

選手を代表して姫野は、

「このジャージーはファンの皆さんの服やジャージーをリサイクルして作られたと、お聞きしました。選手としてはファンの想いをジャージーを着て、肌で感じられるということはすごく心強いです。歴史ある日本代表のジャージーを新たな高みに持っていくことが僕たちの責任だと思っています。このジャージーを着て試合する日を楽しみにして、日々のタフな合宿を頑張っていきたいです」

と、ファンに向けてコメントしました。


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東原さん、浅野さんとのトークショーも

イベント後半には、ラグビー日本代表応援サポーター2023の東原亜希さん、浅野杏奈さんと代表選手とのミニトークショーも行われました。

▲ラグビー愛あふれる浅野さん(写真左)、東原さん(写真右)
写真:編集部

東原さんは前回ワールドカップ日本大会の日本対スコットランド戦を現地観戦したほどのラグビーファン。お子さんもラグビーをやっているのだとか。浅野さんは小学校時代にラグビー経験があったそうで、「ラグビーは楽しくて、苦しくて、美しい、と学びました」とその魅力イキイキと語る姿が印象的でした。

東原さんは選手たちに「緊張しないのか?プレッシャーをどう乗り越えているのか?」と鋭い質問。

経験豊富な松田が「緊張はするが、(場数を踏んで)プレッシャーには慣れてきました」とコメントすれば、姫野は「心地よい緊張感に持っていくことを意識しています。そのために音楽を聞いたり、コーヒをいれたり」とルーティーンを明かしました。

▲プレッシャーに向き合う際のルーティンを明かした姫野(写真中央)
写真:編集部

身長202cmのディアンズは、「どうしたらそんなに大きくなれるんですか?」と振られ、「高校時代はずっと午後(授業中?)寝てて…それじゃないかと思いますね」と回答、笑いをさそっていました。

▲「高校時代寝てて…」笑撃の暴露をしたディアンズ
写真:編集部

最後に、浅野さんが5選手にあらためて新ジャージーへの想いや決意を聞きました。

朝鮮学校出身者として初の日本代表となる李も、

「日本中のファンの想いが詰まったジャージーを着て、チーム・ファンの方たちと一緒にワールドカップで新しい歴史の一歩を歩めるように。個人としてもチームを勝利に導けるように頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします」

力強くコメントしていました。日本代表選手の徹底した"ファン目線"が感じられる新ジャージー発表会となりました。

▲「情熱大陸」に出演するなど注目度高まる李
写真:編集部

日本代表が新ジャージーを着て戦うのは、7月15日のオールブラックスXV戦以降。また、新ジャージーのレプリカは6月23日から、全国のカンタベリーショップ、ゴールドウィンストアで予約受け付け、6月29日から販売開始とのこと。

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