10月26日、神奈川・日産スタジアムで行われた日本代表対ニュージーランド代表“オールブラックス”戦、試合後のミックスゾーンコメントをまとめる。(日本代表編)
この日フル出場した現役大学生のFB矢崎由高は試合後「足りない点は自覚している」と絞り出すようにコメント。試合では武器のランでトライラインに迫るシーンもあったが、マッケンジーに止められた。またDFではカバーリングの位置に入れない場面が目立ち、世界とのギャップが見て取れた。矢崎は11月の欧州遠征には帯同せず、早稲田大学に戻って、対抗戦での戦いに集中する。大学レベルになるが「スタンダードを下げずにやっていく」と誓った。
PR陣も直撃。オールブラックスをステップ翻弄、デビュー戦で衝撃のトライをあげたオペティ・ヘル。ビッグプレーも「チャンスをみんながつくってくれた」と謙虚だった。
前半のスクラムを支えた竹内柊平は「相手を嫌なところに閉じ込められた。相手は重かったが苦しくはなかった」とスクラム戦を充実の表情で振り返った。日本のスクラムは低さ、速さに加えて、2列目・3列目からの押しを重視している様子。元NZ代表のオーウェン・フランクス氏の指導もポジティブな影響を与えているようだ。