ラグビー日本協会が1月6日、競技規則に関する通達と用語変更を発表。
リーグワンでも導入された「キック60秒ルール」など、世界的新ルールに合わせて競技規則の文言などが修正された。
さらに目玉は、ラグビー用語・反則名の変更だ。「新たにラグビー競技を観戦する人たちにわかりやすく伝えるため」という狙いから以下の通り変更となる。
- ゴールライン(Goal Line)→トライライン(Try Line)
- インゴールエリア(In-goal area)→トライゾーン/トライエリア(Try zone/Try area)
- ラッチ(Latched)→プレ・バインド/プレ・ボンド(Pre-bind/Pre-bound)
- ゴールラインドロップアウト(Goal Line drop-out)→トライラインドロップアウト(Try Line drop-out)
- 一時退出(Temporary suspension)→イエローカード(Yellow Card)
- 退場(Permanent exclusion)→退出/レッドカード(Sent off/Red card)
- ノックオン(Knock-on)→ノックフォワード(Knock forward)
- ジャッカル/ジャッカラー(Jackal/Jackler)→スティール/スティーラー(Steal/Steaker)」
ラグビー芸人などもネタにするラグビーの代表的反則「ノックオン」や、日本代表・姫野和樹の得意プレーとして知られる「ジャッカル」なども消えてしまう。
今回の変更に関してSNSでは「ノックオン・ジャッカルだけは本当に改定前に戻して下さい。ラグビー知らないファンにもノックオンやジャッカルは浸透しつつあるのに」「ラグビーをよく知らない層でも辛うじて知られてる『ノックオン』が改定されるの」などと否定的な声が上がっている。