アルゼンチンがオールブラックスに25-18で勝利
8月27日に行われたラグビーチャンピオンシップ第3節。アルゼンチンがニュージーランド「オールブラックス」をクライストチャーチで25-18で破り、アウェイでの歴史的初勝利をあげました。
オールブラックスは試合開始3分でペナルティゴールのチャンスを得ましたが、ゴールは外れ先制ならず。アルゼンチンが開始7分、ボフェリがペナルティゴールを決めて3-0とします。
しかしその後はオールブラックスがモールでトライをとりやり返すと、敵ボールラインアウトからの華麗なバックス展開でもう1トライ、攻撃力を見せつけます。アルゼンチンもペナルティゴールで食らいつき、前半は12-15でオールブラックスがリード。
後半に入っては46分、モウンガがペナルティゴールを追加し、12-18。しかしその後のキックオフでアルゼンチンがボールを奪い、ノーホイッスルトライ。ゴールも決まって19-18とリードを奪います。
ここからこの試合正確なキックを見せるボフェリが、56分、65分とペナルティゴールを追加。25-18とリードを広げます。その後ニュージーランドも再三敵陣に攻め込むもアルゼンチンの粘り強い守りに攻めきれず。78分、ゴール前に迫ったラインアウトで痛恨のノットストレート。そのまま試合終了となりました。
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攻め込まれながらも堅い守りで魅せた
数字では、テリトリー(地域支配率)・ポゼッション(ボール支配率)ともにオールブラックスが60%と上回りましたが、アルゼンチンが精度の高いタックルでしのぎ少ないチャンスをものにしました。
オールブラックスのキャプテン、サム・ケインも試合後「アルゼンチンのディフェンスが固く、最後までプレッシャーをかけられた」とコメント。堅い守りで魅せました。
オールブラックスは前節の南アフリカ戦には勝利したものの、直近6試合で2勝4敗と絶不調。これでラグビーチャンピオンシップはアルゼンチンが首位となり、ニュージーランドが3位、南アフリカが最下位というまさかの展開。
第4節も目が離せません。放送はWOWOWで。