間もなくサッカーワールドカップドーハ大会が開催するが、ラグビーワールドカップフランス大会も残り1年を切った。フランス国民の意識調査から、かつてない盛り上がりが期待されている。
ラグビーはフランスで最も評価が高いスポーツ
ワールドラグビーは、ファンとチケット購入者の意識調査の結果を発表。
まず目を引いたのが、ラグビーは「フランスで最も評価されているスポーツ」という結果だ。
フランス国民1500人を対象に行なった調査で、ラグビーに良い印象を持っているのは全体の90%という数字。2位のハンドボールが73%、3位の柔道が70%と、国内で一番競技人口の多いサッカーは67%と、他のスポーツと比べても頭ひとつ抜けている。とくに南西部では熱狂的な人気があるようだ。
また、90%の国民がワールドカップの開催を支持し、75%が大会を観戦または結果をフォローする予定である、という数字も。
さらにチケット購入者のデータから、60万人もの海外からの訪仏者が見込まれている。今回のサッカーカタールワールドカップが約150万には届かないものの、こちらも大きな数字だ。
ラグビーに好意的なフランスで行われるワールドカップは記録的な盛り上がりになりそうだ。