リーグワン静岡ブルーレヴズの矢富勇毅が、12節の三重ホンダヒート戦で公式戦通算150キャップを達成した。
早稲田大学を経て、ブルーレヴズの前身であるヤマハ発動機ジュビロに入団。ブルーのジャージーを身にまとってピッチに立ち続けてきた。ボールを積極的に持ち出す超攻撃的スクラムハーフとして、日本代表・サンウルブズでの活躍が記憶に焼き付くファンも多いだろう。
150キャップ目は22番を着てリザーブ出場からの達成となった。「(リザーブ出場からの記念試合)なかなかないですよね。思い出に残る試合になりました。まあ100キャップの時もフェイスガードを着けてましたけど(笑)」
ファンに向けては「こんな39歳のおじさんを飽きずに応援してくれて…」と感謝の言。ヒート戦での勝利でチームはリーグワンになってからの初の3連勝。プレーオフ進出のため「残りの4試合も全部勝ちます」と、7連勝を力強く宣言した。
昨シーズンは6試合、今シーズンはすでに9試合出場。39歳にして昨シーズンよりも出場機会を増やしている。成長を感じるところは。
「ハーフに求められる技術、ゲームコントロールの部分…藤井監督はじめ新しいスタッフ陣からこれまでにない刺激をもらっています。チームが上手くいくために何が必要か、どうすればチームの歯車になれるかを考えていますね。頭の面では成長できていると思います」と語った。